IMG_0195町田市南多摩斎場第二式場で、家族葬のお手伝いをさせていただきました。
ご自宅で看取りをなさって、ご自宅安置で五日間ご自宅で過ごしていただいた後、
近親者の方のみの葬儀を執り行わせていただきました。

看取りをなさったご親族に接すると特に色々と考えることがあります。

看取りという言葉から想像されるのは、一人の方が亡くなる瞬間(死)かもしれません。

もしその瞬間を「点」だとすれば、看取りは瞬間的な出来事と言うより、
むしろ故人とのかかわり方から、
大切な方の死後、残された私達がどのようなあり方をするのかという、
死の前後を結んだ「線」と考える方が適切ではないでしょうか。

なぜなら、その生前の関わり方、その後の私達のあり方によって、
亡くなったという事実に対する意味づけが大きく変わるからです。

また一人の死によって影響を受けるのは、決して家族だけではありません。
故人の友達、仕事の仲間、近所の方、学校の先生、恋人……..。
家族も知らなかった大変多くの人が心に傷を抱えているのです。
そこまで想像を広げると、もはや「線」でも十分ではなく、
故人を中心にした「面」で捉える方がより適切でしょう。

ご遺族、ご親族の方が、喪失体験を通して自分を見つめ直し、自分がどう生きたいかに気づき、
今までの人生以上に、自分が自分らしく生きられるように、
無理のない形で、心の状態をマイナスからゼロに戻し、
少しでもプラスに向けていただけるアプローチをサポート出来るように心がけたい、
その様なことを強く思わせていただく現場でした。

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